IT導入支援事業者とは
ITツールの導入により生産性の向上を目指す中小企業・小規模事業者等と共に事業を実施するパートナーとして、中小企業・小規模事業者等に対するITツールの説明、導入、運用方法の相談等のサポート、及び、補助金の交付申請や実績報告等の事務局に提出する各種申請・手続きのサポートを行う事業者を「IT導入支援事業者」と呼びます。
IT導入支援事業者になるためには、本サイトより事務局に登録申請を行い、事務局及び外部審査委員会による審査の結果、採択される必要があります。
IT導入支援事業者の役割
IT導入支援事業者は、本事業において以下の役割を担うものとします。
- 1.中小企業・小規模事業者等の生産性の向上に資するITツールを事務局に登録する
デジタル化基盤導入類型においては、“会計・受発注・決済・EC”の機能を保有するITツールを登録すること
セキュリティ対策推進枠においては、サイバーセキュリティ対策の強化を図るITツール 「サイバーセキュリティお助け隊サービス」を登録すること
- 2.補助事業者に対し、適切なITツールの提案・導入・アフターサポートを行う
- 3.補助事業に係る申請者からの問合せ・疑問等について、事務局に代わって対応を行い、円滑な補助事業推進のサポートを行う
- 4.事務局から補助事業者への指示、指導の仲介を行い、適切な補助事業の遂行をサポートする
- 5.補助事業者による補助金不正受給等の不正行為を防止し、適切な補助金交付が為されるよう、補助事業の管理・監督を行う
- 6.導入するITツールにより、補助事業者が生産性の向上の効果、事業目的における効果を最大限引き出せるよう補助事業のサポートを行う

IT導入支援事業者の登録形態
IT導入支援事業者の登録形態は「法人(単独)」「コンソーシアム」の2つの登録方法があり、コンソーシアムでの登録には構成員の登録が必要です。
- 法人(単独)
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IT導入支援事業者の登録要件を全て満たしていれば、単独で登録が可能。ITツールの登録から事業実施効果報告まで、全て1つの法人が単独で行います。
- コンソーシアム
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幹事社1社と構成員からなるコンソーシアム形態。単独でIT導入支援事業者としての要件を満たすことができない法人及び個人事業主等は、構成員の要件を満たしていれば構成員として参画できます。
IT導入支援事業者の要件
法人(単独)の登録要件
IT導入支援事業者を法人(単独)で登録するには、「IT導入支援事業者登録の手引き」に記載された21項目の要件を全て満たす必要があります。
「IT導入支援事業者登録の手引き」で必ず内容を確認し、理解した上で事業の遂行をしてください。
コンソーシアムの登録要件
単独でIT導入支援事業者としての要件を満たせない場合や、要件を満たすが、複数者においてIT導入支援事業者としての業務を包括的に行うことで、より中小企業・小規模事業者等の生産性向上の実現を図ることに適したサービス・アフターフォロー等が可能な場合は「コンソーシアム」を形成し、登録を行うこともできます。
コンソーシアム形態での登録には、幹事社と構成員のそれぞれに応じて該当する要件があります。 「IT導入支援事業者登録の手引き」に記載された要件を全て満たす必要があります。
「IT導入支援事業者登録の手引き」で必ず内容を確認をし、理解した上で事業の遂行をしてください。